鳥山明先生の訃報で思い出したこと。
いろんな格闘技物やバトル物を読んできたけども、どの名作と呼ばれている作品も、確かに主人公はよく鍛え、壁に直面してそれらをどうにか乗り越えている、点では共通しているけども。
確かにどれも非常に良く鍛えているけど、食べることの重要性について着目している作品は、思い返すと鳥山明氏と板垣恵介氏くらいしか思いつかない。相撲漫画の「火ノ丸相撲」ですら食っているシーンは殆ど無い。
というか、ドラゴンボールにしろ。バキにしろ、本当にメシを美味そうに食う。当たり前だけど、鍛えるだけ鍛えても、食わないと全く意味が無い。相撲取りやレスラーは食うことも重要な仕事だし。
ただ、それに加えて更に、よく休むことまで含めて描写している物となると、ドラゴンボールしか思いつかなくなる。そういう点で、バトル自体はファンタジーでも強烈な説得力を生み出してたんだなと。